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本日はスターナゴヤHPをご覧頂き、
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又、毎日、更新しております、
ブログを楽しんで頂ければ幸いで御座います。
毎日、テーマを探して、調べて、更新しております。
本日のテーマは日本の昔話をお届けいたします。
愛知県の昔話ではございませんが、
楽しい昔話、教訓を伝える昔話、何かを考えさせてくれる昔話!
多分、誰でも知っている昔話かなと・・・
どうぞ、お楽しみ下さいませ。
昔話・招き猫になったネコ
昔々、江戸の上野の山の下にある乾物屋(かんぶつや)で飼われているネコが、
たった一匹、子ネコを生みました。その子ネコというのが、何と人間が
怒った顔そっくりだったのです。
何日かすると、乾物屋の主人は、「何とも気味が悪い。まるで人を恨んで
おるような顔じゃ。これでは客も怖がって、店に来なくなる。そんなネコ、
早くどこかへ捨ててこい」
と、店の若い者に、お寺の多い寺町に捨てに行かせました。
店の若い男は子ネコをふところに入れると、大きな池のほとりを歩いて寺町に
向かいました。「ニャー」途中でお腹が空いたのか、子ネコが鳴き始めました。
「これ、鳴くのを止めないか」店の若い男は、叱ろうとしてふところを開きました。
すると子ネコはいきなり飛び上がって、喉元に小さな口を押し当ててきたのです。
子ネコは、おっぱいを探していたのですが、それを噛みついて来たと勘違いした
店の若い男は、わあー! 何だこいつ!」と、大声を上げて、子ネコを
振り落としました。 男の叫び声を聞いて、池のほとりにある茶店のおじいさんが飛び出してきました。
「何じゃ。一体何事だ」茶店のおじいさんは、若い男から子ネコの話を聞くと、
「そんな事で捨てられるとは、何と可愛そうな事を。まあ、確かに少し変わった
顔をしておるが、よく見れば可愛いじゃないか。
よし、わしが飼ってやるから、置いて行きなさい」
と、言って、その子ネコを茶店で飼う事にしたのです。
さて、それからはこの子ネコの顔が変わっているというので、
わざわざ遠くから茶店に見に来る人が増えてきました
子ネコはお客さんを招いてくれる『招きネコ』となって、
池のほとりにあるおじいさんの茶店を繁盛させたという事です。
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